'-身体のスクエア-。。上が赤丸(胸椎5番)のラインから始まって。。という話が前回。では、下はどこまで?というのが今回です。
結論は-背骨にあった捻りのポイント3か所、の内の一番下(腰椎3番)迄。
今回、2枚の図で進めていきます。・・・まずコレ。。
右足前4番 から 左足前4番(ピルエットのプレパレーション) という図です。
背中の丸(緑・赤・青・黄)が背骨 一番下の四角(赤)は背骨の中でも腰の骨。
この四角(赤)が今回の主役?・・腰椎3番です。ココまでがー身体のスクエアー。
ココより下は足として使っていきます。
”捻りの軸”とは言っていますが、意識的に捻るのはこの腰椎3番だけ。
残りの骨は外に出てこないように身体の中にしまい込むことで、背骨全体が捻じれながら自然に螺旋を描いて重心が絞り込まれる、という関係。
とは言っても、残りの骨を全部意識するのは難しいので場所を意識しやすいようにポイントとなる背骨を5つに絞ってみました。
参考までに上から・・・
①緑丸-首の付け根
②赤丸-たすき掛けの交点、身体の前面から見るとデコルテラインの真ん中あたり
③青丸-肩甲骨の下の角の辺り、肘を外に向けて開くと中に入る背骨。
後ろカンブレで〆るあたり
④黄丸-後ろカンブレで潰してしまいがちな所。前面から見ると、みぞおちのあたり
⑤赤四角-身体の前面から見るとおヘソのあたり
仮にこれらの骨が外に出てくるとどうなるか?を参考までに書いておきます。
緑丸-前首になる
赤丸-デコルテラインが下がる(落ちる)。。。これもお顔が前に出る一因ですね。
青丸-肘が落ちる。振り袖な二の腕もココの要因が大きい。。
黄丸-出ると確実に潰してしまうので、あばらが開く。。
赤四角-膝が曲がる。。
つまり、こういう風にならなければ背骨は自然と絞り込まれる!のですが簡単じゃあ~ないです。
さて、本題です。
赤い四角を捻りの中心としたときの身体のスクエアを重ねてみます。
身体のスクエアの上のラインはほぼ水平なのに対して下のラインは軸足側が下がります(左図…右軸 右図…左軸)
これは捻じることで軸足に重心を絞るからなのですが、捻じるということは上下半身で逆の動きになります。これは上半身が常に前を向き続けるためです。スクエアの上のラインが動かないようなイメージ・・・
ついでにこの場合(赤四角までの身体のスクエア)での軸足への重心の絞り方を。。
左図で説明します。
この赤四角の骨から・・
骨盤右前の出っ張りの繋がりを意識して、
前・下に捻じるだけです。
赤い矢印なのですが、軸足の母指球に向け
る(重心を落とす)イメージ。。。
でも、これで上手くいくのはウェストのくびれがある方限定です
(下図の黒い矢印)。
太ってる?痩せてる?は関係ありません。
くびれがないと上半身が前を向いていられません。
例えば、こういう身体のスクエアだと
ウェストのくびれが無くなっていきます。
概要としては以上です。細かくやると・・・想像を絶します。
例えば、ポイントとなる5つの骨。それぞれの隣の骨も重要性では引けを取りません。
ですから図だけ眺めるくらいの方が身体に取り入れやすいかと思います。
今回はこの辺で<(_ _)>