2017.8月に「脇が弱い!?」という記事を挙げておりました。
その要点は体側にある”腹斜筋等を鍛えるよりも、ウェストのくびれが出るように横のお腹をしっかり伸ばして!”というもの。
そうすると「体に流れる”8”の字の力の流れ」が脇を支えてくれますよ。。
そんな内容でした。
この「体に流れる”8”の字の力の流れ」が意味不明です!というのは仕方ないんですが、横のお腹を伸ばそうとするとドンドンふんぞり返って背骨を潰してしまうという事態。。
これはマズいです。。アバラが開いてウェストのくびれもどんどん無くしてしまう。
ということで今回は脇の力について視点を変え、”ストレッチ”でアプローチ!・・・っとしたいのですが一つ問題が。。それはとても微妙なストレッチなので「身体の中に意識を向けながら行う必要がある」ということ。
そこで、身体に意識が届くように、やろうとしていることについて先ず説明したいと思います。横のお腹が伸びていない!ということは、少なからず肋骨が落ちています。
肋骨が落ちるので横のお腹が潰れている=ウェストのくびれがない。
つまり、肋骨を上げてしまえばウェストのくびれが出る!ここがこのストレッチの目的。そして・・・
肋骨が落ちて横のお腹が潰れている=ウェストのくびれがない状態というのが
こんな感じ。。右図(赤)が肋骨の落ちた状態。見るポイントは二つ・・・
①アゴから胸までの距離が長い(アゴが上がってしまう)
②下2本の肋骨が下向きになる
見た目に分かりやすいのは ① ですが、実は ② でウェストのくびれが無くなる。。
特に肋骨を上げようとしてふんぞり返ると、ココ!が押し下げられてウェストのクビレはどんどん無くなっていきます。
では・・・どういう風に肋骨が落ちていくのでしょう?
解消するためには肋骨の落ち方を知る必要がありますよね。
基本的にはこの赤い矢印のように落ちていきます。緑と比べた赤の肋骨の特徴は・・・
・上の方の肋間が狭くなる、特に脇の下あたりが狭くなります。
こうなると肩が上がってしまう。それは脇が肩を支えられなくなるので首で肩を支えてしまうといったイメージ。。
・下の方の肋骨が広くなる。その分、前後には薄くなっていきます。
この”脇が肩を支えられなくなる” = 「脇が弱い!」です。
では、脇を強くするには?・・・脇の下あたりの肋間が広くなればいいですよね。。
どうやって?・・・
人の字状に落ちていく赤い矢印を逆にたどって上げていかないと、脇の下あたりの肋間は戻らないですね。。
これがこのストレッチに必要な意識。
あとはこのストレッチのやり方なのですが・・・
(どうにもこうにもまとめ切れず・・次回にします<(_ _)>ナガイノデス)。