電車での立ち方の話になります。
電車での立ち方を検索すると色々とあるようで。。。
ならば!と書いてみたかったのは”母指球・小指球・かかと”の三点で立っていれば少々の揺れは吸収できますよ、という話。
但し、腰の上に上体がしっかり乗った処で!というのが前提条件にはなります。。
この腰の上に上体がしっかり乗った処というのは、誰かが不意に後ろから軽く引き倒そうとしても微動だにしない処。。でも今回、これは使わないので説明はこのくらいに留めます、使うのはヒップサークルです♪
でもなぜ?電車での立ち方にヒップサークルを使おうと思ったのかというと。。
実は”母指球・小指球・かかと”の三点で立つ!というのを電車の中で試していました。
そうすると山手線・・西武線・・小田急線・・・ちょっとした踏み替えはあるものの問題なく立てていました。・・が!
中央線の中野→新宿間にて崩壊。。玉砕。。電車のサスペンション旧くないですか"(-""-)"と、思わず電車のせいにしたくなりますが慣れてる人は立ててるんですね。。
電車での立ち方。。要は”慣れ”です・・か・・
どういう風に立ち方が崩壊したかというと、ぴょん!とジャンプしそうになるんです。ガタン!ガコン!!と不規則な揺れが、たまたま母指球に入ると・・ぴょん!
実はこれと同じことをかなり前に見たことがあるんです。
たまたま列車に乗り合わせた親子三人連れ。その中に10歳くらいの女の子がいました。。その子が列車の中で急にぴょんぴょんぴょん♪お母さんは「どこ行くの(; ・`д・´)」と藪から棒なお顔。。
その子が戻って来て程無くまた、ぴょんぴょんぴょん♪当然お母様は「何やってんの(>_<)!!」その子曰く、体が勝手に・・あれ?と可笑しそうな様子。。
あの時の事象がコレ!まさか今、紐解けるとは?!
電車の揺れを小指球で受ければ吸収できるのですが、母指球で受けると床を蹴って(ジャンプして)しまう。(・・それだけの事なのですが、あの時は分からず・・)
急ブレーキに備えて小指球を進行方向に置いているので、電車の前後の揺れは許容できても横揺れには対応できず、揺れが酷いとジャンプしそうになるんです、この立ち方だと。
バランスとるために膝曲げて立つのも芸がないというか、あまり好きじゃない。。要は電車が揺れても頭が動かなければ良いので・・・ヒップサークル♪を使ってみようと。。
具体的には頭を動かさないように支点として、電車の揺れはヒップサークルで吸収する。自分の意思は関係ないのでとにかく脱力。そうすると腰は電車の揺れ任せ。。
つり革と同じような動き方をするイメージです。
この場合のヒップサークルとは、スモールヒップサークルの事です。
左右はこんな感じ。。
これに前後が加わって円周の軌道を描きます、これがスモールヒップサークル。
軸足から腰が外れないことが重要で、腰が固かったり、下がっていたりすると後ろ側の円が描きにくい。
ベリーダンスでよく使う、このスモールヒップサークル。。
重要なのは”軸足から腰が外れない” ところ、これを無視すると立っていられません。
どういうことか?を説明するためにベリーダンスでのスモールヒップサークル例を2つ。。
右にサークルしている図ですがBlueman(青)の方は左足軸になっていますが、
Redman(赤)の方は右足外側に逃げた体重を左肩が支えている。
つまり、Redman(赤)の方は左肩軸になっているので軸足は使えない(無い)状態です。(右足軸に見えますが、右足は小指球に乗っているので軸足には為れず・・)
電車で使うスモールヒップサークルはblueman(青)の軸足を外さないやり方。
そうなると軸足で足裏の三点(母指球・小指球・かかと)も使うことができる。
以上を踏まえて電車での立ち方をまとめると・・
1.急ブレーキに備えて小指球を進行方向に置く(概ね、ドアや窓に向かって立つ感じ)
2電車の.左右の揺れは前後移動を中心としたスモールヒップサークルでいなす。
ということですが、まあ・・あまり考えずに脱力して立っていると不意な方向に腰が引っ張られるものです。その頭を支点にした感覚があれば、あとは足裏の三点を崩さないように(スモール)ヒップサークルでいなすだけ。
きっと、どなたにもやっていただけないと思うので言い易いです。。
「どうぞ、お試しくださいませ♪(^O^)」