梅雨時は痛風に限らず古傷が出やすい時期です。昔大けがした足首が痛いとか、手術跡が痛むとか・・・概して湿気による身体への負担がその要因。。
今回は、その中でも最近増えているという痛風についてです。
季節が春から夏へ向かう時期、一番気を付けるべきは”汗をかける体になること”。。
理由は多々ありますが今回のテーマに絞って言えば、”湿度が上がってくることによる腎臓への負担” への対処が ”汗をかくこと”。。その理由を身体のメカニズム的に説明してもいいのですが、長くなりますし・・眠くなりますし・・興味ある方には面白い話なんですけどね。
ここは感覚的に考えてみてください。。
梅雨時の重い空気に、知らず知らず呼吸が浅くなってしまう。。となると、何となく体が重い、皮膚がベタベタする、ちょっとイラっとしてしまう、陰鬱になる。。。
さぁ、これらの症状!スカッと汗かいたら解消しそうじゃないですか?!
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戻ってきました、気を取り直して。
この時期に痛風が多いのは湿度が上がって腎臓への負担が過度になるからだと思います。加えてテレワークによって汗をかく機会は失われており・・ついでに過食の消化器負担。
今年増えてる痛風はこんな理由かと。去年からの蓄積で今年発症されてるんでしょうね。となると・・来年はもっと増えそうです。
~ 痛風発作時の対処法 ~
梅雨時の通風、というタイトルにしたのはこの時期の発作時の対処法を書いておきたかったからです。
梅雨時の腎臓負担はハムストリングの硬直として現れます。痛風発作も、先ずハムストリングを緩めてあげた方が経過が早いです。
ストレッチでもいいのですが、痛風発作の方のハムストリングはかなり硬直しているので難しいです。そこで・・・
1.うつ伏せになって硬くなったハムストリング(おそらく足が曲がったまんまになるくらい硬直していると思います)へ、どなたかにかかとを置いてもらいます。。
あとは自分で膝を曲げ伸ばし・・・曲げ伸ばし・・・かかとの場所を変えてもらってまた、曲げ伸ばし・・・曲げ伸ばし・・・
踏んでしまうと踏んだ所だけが痛くてさらに硬直してしまう可能性があるので、かかとを置く人は椅子に座ってかかとを置いてあげるといいでしょう。じんわりと足全体に響くような圧が理想的です。
2.その後は、浴槽に膝の高さまで熱いお湯を張って足湯。。
湿布を使ってる方には抵抗があるかと思いますが、かなり熱い(皮膚の表面が赤くなるくらいの)お湯に浸けてあげるのが効果的です。足湯で少し汗ばんでくるといいですが、痛風発作の方は汗をかき難くなってますので一つの目安としてください。
梅雨時の通風発作には1.ハムストリングのストレッチ ~ 2.足湯。。
参考にされてみてください。