出っ尻と甲出しの関連性を書きたいわけでは無く、プリエのためのエクササイズにこの2つの要素が大きく関わってくるのでタイトルにしました。
今回やりたいのは「プリエの為の6番パラレルプリエ」・・ややこしい・・
今回はエクササイズとして6番プリエを使っていきます、足は腰幅でいきたいです。
6番ポジションを使うのは、膝・足首を捻りたくないから・・というのがその理由。。
先ず見ていきたいのはこのプリエ。。
パラレルでやると顕著に出るのですが、
お尻がかかとのラインから後ろに出てしまう。
そしてこの出っ尻を指摘されるとタックイン!。。。
これは、お尻が出ないように!と、
壁にかかととお尻をくっ付けてプリエ~とやるとやってしまうヤツです。
さて、エクササイズとしてやりたい6番プリエはコレ。。
先程の「出っ尻プリエ」を”水色”・「タックインプリエ」を”グレー”
として重ねてみます。
ホンダテイスト。。薄れた記憶なのに根強い♪
かかとより後ろにお尻が出るのが
”水色”の「出っ尻プリエ」
対して、
恥骨が出てウェストが潰れきってるのが
”グレー”の「タックインプリエ」。
エクササイズとしてやりたい
6番プリエ”赤色”・・・はあまり深く踏めません。
それは、全身がバネとして使える範囲内だからなのですが。。
観察点を2か所!
①上体の位置
-”赤色”のプリエが一番上半身が前に出ています。
それはプリエで前に出る膝についていくように上半身も前に行くので、母指球に重心が移動しています。
②膝の曲がり
-”赤色”と”グレー”が同じ角度。。なのに頭の高さがまるで違う。
原因は骨盤の角度です。つまるところ腰が抜けてしまうとバネと
してのプリエにはならないってことなのですが・・。
何故バネとしてのプリエにならないのか?について見ていきますね。
先ずは見た目は全く違うかのような「出っ尻プリエ」と「タックインプリエ」。。
これらのプリエに共通してることは何でしょう?
それは足裏の使い方です(他にもありますが今回は・・)。
足裏の外側に体重が掛かるのがその共通点。。
そもそもプリエとは、全身のバネを使うためのもの!であるのなら体重は内側に入らないとバネにならない。走る時を考えると分かります。
内側、特に親指の付け根に体重を掛けるはず。
逆に外側に体重が掛かるのは?・・・それは座る時。
ですから「出っ尻プリエ」も「タックインプリエ」も座ってるようなもの。。
バネとしてのプリエにはなり得ないんです。出っ尻の話はココまで。。
??どこが出っ尻の話よ! ー はい、出っ尻には誤解があるんです。
-腰が反ったら出っ尻!という誤解-・・・
むしろ、かかとより後ろにお尻が出たら出っ尻!です。
・・というとタックインプリエになる。。い~っしょです♪
母指球に重心が移動しないプリエならセンターで動いたらどうせ出っ尻になります。
座ろうとしている人が急に動いたら出っ尻にしかならないでしょ?
まとめると以上です。・・・付け加えるなら・・・”プリエと座るは違う”ってことです、
それを足裏の重心の位置で確認したのが上述の内容。
甲出しの話に移っていきますが、そこにも足裏の使い方が必須。。
表と裏の関係とでもいいますか、まさに表裏一体!
これまで甲出しの相談を受けると「先ずはドゥミを頑張りましょう!」という話に終始していたのですが、その具体的な理由についても触れていきたいと思います。
・・・つづく・・・