この先の図は、前回の話では「よくわからん!」という方のための一助となれば…の図です。
では一気に図解します。
まずは、シングル1回5番着地を意識して、試してみてください。
最終確認を!
軸が一本になるということは軸足一本で立つということです。
ということは・・・
ピルエットに入る瞬間、後ろ足に重さを感じる時は軸が二本ある証拠です。一本の軸から後ろ足は引きつけるのみ!
そのとき「スポットは肩ごと」(腕と肩甲骨・肋骨をつなぐのですが、それはまたの機会で)です。
次は、この逆でいけばいいので、アンディダン・ピルエット、
いってみましょう。
アンディオール・ピルエット と比べてみてください。
プレパーレーション に違いがあるのはわかります。
ココで一番見て頂きたいのは右図です。
左足軸で逆方向に回っているのですが、捻りを造る体の方向は全く同じです。
これは何を意味しているのでしょう?
それは、プレパーレーションの初動の差にその答えがあります。
アンディオールは 捻 の初動が腰からスタートします
つまり腰の捻りを胸で受けることで右図の 捻 をキープします。
に対して・・・
アンディダンは 捻 の初動が胸からスタートします。
これは胸の捻りを腰で受けることで右図の 捻 をキープします。
上図のそれぞれ①②の矢印の向きを見ていただければわかるように
アンディオールは腰からの流れを胸で受け止める力!
アンディダンは胸からの流れを腰で受け止める力!
で一本の軸を形成します。
この差を明確に意識されるだけでうまく回れる方も多いのではないでしょうか?
そうそう、スポットの取り方も違いますよね。それは各自でお願い致しします。
※バレエのポジションの名前がよくわかってないので読みづらくなってる点はご容赦願います。