後ろカンブレの良し?悪し?の中で「背中を潰した後ろカンブレは身体を壊してしまいますよ」とお伝えしました。
背中を潰した後ろカンブレは「後頭部が落ちています」から一目瞭然ですとも。
なぜ後頭部が落ちるかといえばそれは「恥骨が引き込めてないから」なんです。
要するに全身を貫く軸が無いから後頭部が落ちるんです。
そこで「軸を外さない骨盤回しのアイソレーション」~ダンスのためのストレッチ-6~を応用してカンブレのためのエクササイズをやってみましょうね、で今回。
うんちくは~ダンスのためのストレッチ-6~の中で終わっていますので手順だけの説明になります。カンブレのための練習なので、バレエのポジションとは違う形で行います。
①足は腰幅、パラレルで始めます。
②先ず、前カンブレ。。の時に両足アンディオール(しながら踵がくっ付ける)
③両足アンディオールする(と背筋を固めずロールアップする)力で起きてくる
④両足アンデダンすると鼠径部が引き込まれて恥骨が引っ込んで顎も引き込まれます
⑤④で作った鼠径部引き込み・顎の引き込みを切らさずに後ろカンブレ
ポイントは③→④のところで大きく前に重心移動する辺りでしょうか?
③をオレンジ・④をグリーンで重ねた図にしておきます。
鼠径部を盛大に♪使ったあとに1番ポジションでもやってみられるといいと思います。
実は1番ポジションの方がやりやすいです。
その時も、1番ポジションのまま付け根の引き込みをアンディオール・アンデダンで切り替えます。
やってることは軸の乗り換えですから、軸の乗り換えが出来る方はこんなことやる必要ありませんので悪しからず
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