'-身体のスクエア-の続きになる話です。
赤い四角を捻りの軸として使うことで軸足の内転筋群が使えて(発動して)、緑・赤・青・黄 の丸印の骨が前後の重心移動を司る・・・
といった話をエクササイズを通して書こうと思ったのですが、そもそも身体を捻っても捻りの軸(腰)が動かない。。それは身体を捻った時にお尻を振ってしまったり、膝が緩んでしまったり、というところで分かるのですが・・・
今回は捻りの軸が使えない方へ。。捻りの軸(腰)のエクササイズ-「坐骨回し開脚」です。
概要としましては”体重をかけた片方の坐骨を回しながら開脚していく”。。(。´・ω・)?まあ、以下の要領です。。
絶対的なポイントは”体重を掛けた側の坐骨がぶれないこと!”です。
先ずは坐骨を床に突き立てる作業。長座をすると骨盤が後ろに倒れて坐骨がまっすぐ床を捉えられない、という方が多いと思います(左図)。
例えば、その状態で前屈運動をすると身体が壊れていきます。ですから何が何でも坐骨がまっすぐ床を捉えてほしい。。
膝を抱えるように膝まげて軽く前屈すると座骨の一番凸したところが床を捉えます(右図)。フレックスにしながら寄せてくると坐骨の位置を感じやすい。。
ココからは頭上からの図として見てください(◞‸◟)
左の坐骨に体重を掛けます。頭を左に移動するだけです。体重を掛けようとして骨盤を傾けると、もう捻りの軸は使えませんのでご注意!
そこから右側の内腿をストレッチするように内くるぶしを遠くへ・・外くるぶしを手前へ。。カマ足と逆の動きですね。軸にした左坐骨が動かないように・・
その左坐骨を回転させるようにイメージされると左足の外側が引き込まれるような感じになります。
あとは交互にこの作業を繰り返すことでほんの少しずつ開脚していきます。
この骨盤の動きで捻りの軸(腰)が動きます。それは同時に内転筋群が使えているということになるのですが、伸ばす逆側の足が伸ばしやすくなっていくのがその証です。
長座で難しければ、椅子に座ってやってみられると坐骨を座面に突き立てる感覚が得やすいと思います。さて、坐骨の感覚がつかめたら歩くときもこの坐骨を軸に歩いてみられると足裏の地面の捉え方が変わってきます。
どう変わるのかは書かない方が身体を感じるためにはいいのですが・・・・
一言だけ。。。かかとと坐骨とが繋がった感じになります。