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-身体のスクエア-の続きになる話です。
赤い四角を捻りの軸として使うことで軸足の内転筋群が使えて(発動して)、緑・赤・青・黄 の丸印の骨が前後の重心移動を司る・・・
といった話をしたいのですがやった方が早そうなので。。
6番ポジションから。。
両膝をくっ付けたまま片膝(左)曲げて、
軸足(右)の片足立ち。
左足の甲を床に着ける感じで力を抜きます。
そこから背骨を体の中に収める。。
いわゆる腰の入った姿勢になります。
するとこの時、足の甲が外を向きます。
6番ポジションでの後ろタンジュといったイメージ。。
足の甲が外を向かない方、は右足に力が入って股関節が固まっています。
最初の図の段階で、だらりと足の甲を置きましょう。
ここで、「最初のポジション」と「背骨を体の中に収めた腰の入った姿勢」とを重ねてみます。
デフォルメがきつすぎますが・・・体感的にはこれくらいあるかも。。。
”爪先(右足)はほぼ動いていない” のがポイントです。
軸足側の重心が前に移動して左膝が伸びただけ。。
そうすると、足の甲は自然と外を向きます。
ココからは図説しずらいので、動画で。
前半は上述の内容をやっています。
肩を前に落としているのは、肩甲骨辺りの背骨を潰してしまっているのをリリースするためです。潰したままだと重心移動のブレーキになってしまいますので。。
回している間は・・・
腰の捻りの軸から上半身を右に捻じります。肘を張っておくと上手く捻れます。
左足が軸足にキュッと寄って内腿同士がぶつかります。
これは腰の捻りの軸から右足内転筋群にかけて軸足が発動した状態・・と書くと意味不明ですが、単純に言い換えれば内腿5番です。
後は爪先を引きずるように円を描きながら足を前まで回すだけ。
その時に左足で引っ張らない。左足の外側で引っ張った瞬間に股関節は固まるし、・・
ああなって・・こうなって・・首まで固まってしまいます。
ぶつかった内腿(右・軸足側)で弾き出すイメージ
この時の初動も”爪先(左足)はほぼ動いていない” のがポイントです。
かかとを振り出して、かかとの重さで動き出すイメージ。。
アラセゴンの角度では捻りの軸を中心に上下半身の捻りが入れ替わるときに勝手に回ります。もう一つ!軸が低いと足が抜けていきません、アラセゴンの辺りでは高い軸を意識。。
動画のように足だけでバランス調整してしまったら、もう高い軸は無理ですが。。
前タンジュの位置に来たら、逆回し。内腿5番で弾き出して後ろタンジュの位置まで。。
<動画でのポイント>
捻りの軸のエクササイズとしては、軸足を6番ポジションのまま行ってください。
バランスが崩れるからといって、動画のように足先だけを軽くアンディオールさせてしまうと軸が落ちて上下半身がバラバラになります・・。
身体はぐらついて、どんどん後ろに落ちて潰れて・・最後は首で頑張るしかない無残な姿へと。ついでに。。
軸が落ちた先が動画の中の”緑色の矢印”・・・ココは左右に動くところ。。
ここを軸にするからグラグラするんです。
必然的にアラセゴンを通す時に腰が右に逃げる。潰れて見えるから「引き上げが足りない!」とか「休んでる!」とか言われるでしょう。
でもでも軸にする場所をひとつ上の背骨にすれば、すべて解決する話なんです。
慣れてきたら5番ポジションから始めてみられるとロンデの練習になると思います。