体幹部分を鍛えるトレーニングとして真っ先に思い付くもの。。それがプランクではないでしょうか?
筋トレについてはあまり推奨しないスタンスなのですが、プランクは正しく行えばいいトレーニングになるんじゃないかと思います。
各々に目的や嗜好が違うので一言でこれが正しい、あれが正しくない、等は言えないのですが・・・
私の思う”やってはいけないプランク”とは、こんな感じです。
気になる所はオレンジ色の3か所
・首に力が入っている(首の筋肉を鍛えている)
・腹直筋(体幹ではなく外側の筋肉)を鍛えている
・爪先が曲がっている(体幹が使えない、全身の繋がりがない)
私が”推奨するプランク”(緑図)と重ね合わせてみます。
重ねて見ると似て非なる様が露呈されてきます。
違いを見るなら、やはり先ほどのオレンジ色の3か所。
その中でも爪先部分。。赤図のように足指が遊んでいると体幹は使えていないな、と判断してしまいます。
ここで、”推奨するプランク”(緑図)のやり方を先に説明します。
①肘をついたうつぶせの姿勢から・・・
②爪先を自分の方に滑らせてきます。
③爪先を支点に踵を遠ざけます。
同時に肘も動かないようにすると身体が上下に引っ張られて浮きます。
②と③の図を重ねて見ると爪先と肘が固定されているのが分かります。
あとは首に力が入らないよう意識的に項垂れています。
コレ、やってみると身体が中心に集まるのが分かります。
この前後で正座してみると足にかかる体重が内側に入る(つまり長く正座できる)のが体感できると思います。
そうなると、ピルエットなんかも回りやすくなるのではないでしょうか?いわゆる引き上がるってヤツです。