ポッコリお腹の原因は?
いろいろありそうですが・・
原因は一つです。
二つの両極端な姿勢を図示してみました。(注:アリとイモムシではありません((*_*;)
骨格をベースに簡単に肉を付けるように円を加工していったのですが、人の肉付きの特徴がよく出てると思います。
全体像の印象としては足の長さがかなり違って見えます。
細かく見てみましょう。
①胸は左が厚く引き上がり、右は薄くずり落ちそうな感じです。
②お腹は左は薄く、右は太いです。これは下腹だけポッコリです
が、進行していくと胸とひとつながりになるように太くなってい
きます。
③お尻は左はヒップアップ、右は垂れ尻です。
肉付けの様子を分解してみますので、一緒に追いかけて見てみましょう。
骨格のベースはコレです。骨格を囲むように円を加工して載せていきました。
①胸部は胸郭を囲むように付けま
した。左は軽い楕円にしたら
すんなり乗りました。右は楕円
にして少し傾けバランスしまし
た。より胸の薄く下がった感じ
が出てしまいました。
②次は腰いきます。左は小さい円で上手く仙骨(三角形の下の頂点)をカバーして乗りました。お尻の上部の肉付きが感じられます。右は恥骨(三角形の下の頂点)をカバーして同じ円を乗せました。同じ大きさの円ですが三角形の後ろ側(お尻)が自然と垂れる格好になりました。
③お腹は左は円を楕円にしていって腰の幅(三角形の上辺)に乗るところにしました。右は腰の幅に乗るところ+恥骨(三角形の下の頂点)をカバーできるところまで楕円を太くしてます。実際お腹は恥骨から始まってますから。
さて、この図から解るポッコリお腹の原因は何でしょう?
そうです、恥骨に乗ったお腹です。おへそ周りもそれとバランスするように太くなりやすいです。
そしてポッコリお腹の裏側が垂れ尻という事になります。
つまり、連動します。
骨盤が後傾すると恥骨からお腹になり、逆にお尻は下を向きます。
さて、ここからお腹を凹ますために何をしますか?
腹筋でしょうか?
腹筋絞っても垂れ尻は解消しませんから、バランスとしてすぐ戻ってしまいます。そうです。バランスなんです。
左の図のように骨盤立てればいいんです。
ですが無理矢理姿勢を良くしようとしても無意味です。寝てる間は元の姿勢にもどってますから。
骨盤立てるためには腰椎を緩めればいいんです。
腰椎は緩むと軽いアーチをつくってきます。
そうすると自然に骨盤は立ちます。
仮に腹筋を鍛えてる場合はどうでしょう?
これは前後のバランスの関係で腰も鍛えられます。
ぎゅっとしまった腹筋と同じように腰もぎゅっとしまってます。ぎゅっとしまった腰であればあれほど右の腰に近づきます。継続すればするほど全身の骨格も右に近づきます。この図から極限まで絞ればボクサー体型です。
結論です。
背骨緩めて骨盤が立てば、ポッコリお腹と垂れ尻は解消します。
そして背骨緩めるには体の詰まったところ・力が抜けなくなってるところを解消していくという体質改善が必要になります。