そもそもなんでカかま足になってしまうのでしょう?
そこには体の使い方から来る体型的な特徴があります。
まずはそこから紐解いてみます。
上の図がかま足の正体です。
要するに外くるぶしが下がっていて邪魔をするから足先が外を向か(け)ない。。
なんで?外くるぶしが落ちるの?・・となりますよね。
上の図にコメントのように書きましたが、腰が落ちてる(下がってる)からです。
腰が下がると外側重心になります。
外側にかかる重心を支えるのが・・・股関節。足の付け根外側のグリグリです。
ここだけでは支えきれず・・・腿の外側の筋肉も硬くなって支えるのを手伝います。
プラス!
腰が下がって外側重心になると足の内側が使えなくなります。
内側が働かない分、外側に負担がかかります。特に足の膝から下に顕著に出ます。
スネに力が入らず、外くるぶしから膝下までが負担を受けて固まる。
その負担が大きくなって、スネが弯曲して耐えようとするのがいわゆるO脚です。
このように外側の負担の連動の行く先が外くるぶしに集約されます。
結果、外くるぶしは下がってしまいます。
そうすると足首の上にくるぶしがかぶってきて、足首が外反できなくなります。
つまり、内反しかできない=かま足の出来上がり!です。
でも上げてる足に力が入るから、かま足が目立つんです。
つまり軸足に乗り切れてないから足首に力が入って、かま足が目立つ。。。
軸足にきちんと重心移動できる腰を作ること!
かま足対策の答えはココに落ち着きます。
せっかくですので、体について二つほど書いておきたいと思います。
外側重心の負担が集約される外くるぶし。。あんな小さな外くるぶしには、荷が重すぎます。ですから後ろに行きながら下がってくるし、O脚になって脛が負担したりします。
同じように股関節もアンデオールして、腿裏の筋肉と一緒に固まって腰を支えてきます。
そして・・・
バレエのポジションに入る時、こういうアンデオールをされる方が多いんです。
かま足のためのアンデオール、みたい(>_<)です。
もう一つ。。
外側重心の負担が集約される外くるぶし。。
前に進むためには、どうしても親指(拇指球)で蹴る必要があります。
小指(小趾球)を蹴って前に進むということが人間、できません。
そこで外くるぶしに集約された重心を親指に引き込む必要があります。
内側に引き込むような母指球。。これがー外反母趾の正体ーです。
ーかま足・O脚・外反母趾ーすべて外側重心に起因する症状です。