就寝中のエアコン・・・いかがお使いでしょうか?
必要なことは朝までぐっすり眠れるように使うことです。。でも部屋の間取りや体力といった部分には個人差があるので、一概に”こうしましょう”というのはムズカシイ・・
強いて言うなら、”朝までぐっすり眠れるように使いましょう”ということになります。
では、ぐっすり眠るとは?どういうことでしょう。。
それは日中を活動できるだけの体力を回復するように眠る、ことです。
ですから日中うとうとするようでは、ぐっすり眠れていないということになります、
自動的に。
「夜は涼しいのでエアコン使ってなくても朝までぐっすり眠れています。」とおっしゃる方が多いのですが、体を診させていただくとぐっすり眠れていないケースが多い。
ぐっすり眠れていない要因として、この時期は環境による問題が加わります。
それが多湿による睡眠妨害です。
夜になって窓を開け、外の様子をみると涼しくなっている!
「あぁ、もう大丈夫!エアコン止めて窓開けましょう」
ここに落とし穴(といえば大袈裟ですが、実はとても重要です)があります。
この時ご自身の温度センサーで判断されているわけです。
ここを湿度センサーで判断していただきたいんです。
窓開けて外の様子を伺った時、呼吸するときの空気の重さ!いわゆる湿度を感じていただきたいんです。
多湿の空気。。。って重いですね、吸いづらい。起きてる間は体を捻ったり、ため息
ついたりしながらでも自然に呼吸します。 さて、就寝中はどうでしょう?
就寝中に呼吸しづらければ、寝返り打ちながら呼吸するでしょう。
でも体が硬ければ寝返りがうてない。。一旦起きましょうか。。ということになる。
または、浅い呼吸のまま小さく丸く寝てしまう。結果、浅い睡眠のまま体力を回復できない。。そして浅い呼吸の体はどんどん胸を落とすような格好へと進行してしまいます。
前かがみな上半身は、例えば足腰の負担になってしまいます。
あくまでもイメージとしての一例ですが。。。
肺が丈夫な方は少々空気が重くても胸深く呼吸できるのでしょうが、体が無防備な就寝中ですから、普通の方は重い空気をものともせずに呼吸する!というわけにはいきません。
他にもエアコンのタイマーをかけて床に就いても、タイマーが切れると寝苦しくて目が覚める。これもぐっすり眠れていない例です。
おまけに寝汗をかいて目が覚めるようなら、上手く呼吸できていない証拠です。
寝汗の主要因は室温ではないんですね。。室温に比べて汗の量が多いはずですよ。。
エアコンなしの睡眠でひと夏経過すると、姿勢が変わってしまうのではないでしょうか?ですから体が無防備な就寝中こそ、エアコンをお使い頂きたいんです!
そうそう、一概にそう言えない理由を一つだけ。。
それは体を診せていただくと体に暑さより冷えの症状が出ている。お聞きしてみると、
大抵は職場のエアコンが効きすぎてとおっしゃいます。こういう方は就寝中のエアコンの使い方が難しい。個別な方法でアプローチしていくことになります。
簡単にまとめると”日中の暑さを乗り切れる体力を睡眠によって確保しましょう。
そのためにはエアコンの使用が不可欠です”ということです。夏のスタミナって・・・
うなぎや焼き肉じゃ~ないと思うんですよ、大好きですけど。。あっ、冬食べます。冬!