(前回のつづき)
かま足・O脚・外反母趾。すべて外側重心の賜物です、という話でした前回。
そして、かま足になっているということは・・
軸足に重心が乗りきっていないので上げる足に力が入ってかま足になる、
とも書きました。
そこで今回は、軸足に重心が乗りきっていない場合の上体がどうなっているか?
という話をバットマンタンデュで。
二つのバットマンタンデュのイメージは下の図の感じ・・・
左図)
足を腹筋で引き上げる感じになります。
ついでに腹筋は、働くと働くだけ力こぶのように委縮していき、逆に背中は拡がり、ぬけた腰と連動して膝が曲がっていきます(青い矢印)
右図)
足を背骨(特に腰椎)のばねで上げ下げをコントロールする感じになります。
左右どちらも足を上げようと意識しているだけで、腹筋を使おうとか、背骨を使おうとか意識しているわけではありません。一番の違いは・・なんでしょう?
ー 足の重さです ー 左の足は重いんです。
特に外側重心の足の重さは小指から重さを捨てる(これは機会を改めて書いてみます)ためにかま足になるんです。試しにかま足になった指先の小指側・親指側をそれぞれちょっと壁に触れてみてください。小指側を触れると足が軽くなりますから。。
ここでは足の重さの違いを下の図で見てみます。
必要なのは重心の位置です。
実際は前後左右上下に移動するのですが
ここでは仮に、骨盤の上(青い▼)に重心というボールが転がってるとイメージしてみてください。
・腰の下がった左では背中側に重心のボー
ルは転がります。
・ヒップアップした右では前側に重心の
ボール転がります。
体の横に引いてある破線(ーーー)の前後で見ると左は後ろ重心、右は前重心です。
さて、それぞれ足を出して前面に重さを加えてバランスを見てみると・・・
左は)前に出す足に重さが入って後ろの重心が軽くなります。
右は)さらに前に加わる重さに対してバランスするため、重心が後ろに行って足の重さが
抜けます。
左は)上げる足に重さが入ってバランスするのに対して
右は)上げる足から重さが抜けてバランスする
まとめると、後ろ重心から足を出すと重い足になる!ということです。
特に、かま足に限って言えば・・
重い足の重さを捨てるために(特に疲れてくると・・・)外くるぶしの下を空けようとして足首が内反する。。
これはイメージが難しいですよね、きっと(^^;
あ、これはどうでしょう?今回の話でイメージできそうなんですが。。
”委縮させるような腹筋の鍛え方をしていると、腰が抜けて後ろ重心になる”
・・・("^ω^)どうでしょうか?・・・