初回はバレエ体型というより「バレエの姿勢」を考えてみます。
「あっ、バレエとかやってそう!」と感じる姿勢があります。
大人からバレエを始めるとなかなか、そういう姿勢にならないばかりか、逆に「最近ガニ股ね、疲れてる?」とか言われたりします。無意識に立ってる姿にこそ、その人の”姿勢”が表れるものです。
その姿勢の差はどこから来るのでしょう?
「子供の頃からバレエを始めないと、そういう姿勢にはならない」という答えに、誰しもがたどり着くでしょう。
それって具体的にどういうことなのでしょう?
確かに子供は運動神経が発展途上にある、等いろんな要素があると思います。その中の一つに「子供は体が柔らかい!」というのが挙げられます。今回着目したいのはココです。
「子供は体が柔らかい!」に対して「大人は体が硬い!」
この硬さとは何でしょう?
「姿勢の硬さ」です。(?。?(?~?)
つまり・・・
頑張ってきた大人の体では、姿勢を保つために力を必要としたり、固まってたりしています。
ファーストポジションに入る段階では、そこから更に力みます。
そしてレッスンで更に体をねじ伏せていく?わけですから、体は悲鳴を上げてしまいます。本人は「充実して楽しい!」のですが。。。
「姿勢の硬さ」はどこからくるのでしょう?
姿勢は、いわゆる背骨が型作ります。
そして今まで使ってきた体の履歴として、今の背骨があるわけです。
つまり「姿勢の硬さ」はこれまで頑張ってきたあなたの「体の歴史」たる「背骨の硬さ」です。そこから・・バレエを始めたとします。
レッスン中に無理な負荷をかけ、レッスン後はその負荷が無くなるのでスッキリした感じがあり姿勢がよくなった気がする。
でも確実にレッスン前より「姿勢は硬くなっている」という状態になってしまいます。
つまり-無意識に立ってる最初の姿勢の「硬さ」を変える必要があります。
次回はその姿勢の「硬さ」をイメージしてみます。