ここでは踊りとしてのポールドブラをお伝えする内容ではありません。
身体と繋がったアームスを前提として、首肩の力が抜けたポールドブラ。。全身で腕を使うポールドブラ。。なにやら大袈裟なポールドブラに見えるかもしれません。
ざっと全体を眺めるとこんな感じです。
①アンバ → ②アンナバン → ②’アラセゴンに向かうアンナバン
→ ③アラセゴンを過ぎてアンオに行く手前のアラセゴン → ④アンオ
→ ④’片手アラセゴン → ⑤アラセゴン → ⑥アンバに腕を降ろしていくと引っかかって止まる → ⑦肘先だけを曲げてアンバ
先ずは①アンバ → ②アンナバン
ここで絶対にやりたくないこと!
それは首や肩といったアームスの上面に力が入る腕の上げ方はしたくない。ので・・・
かかとに重心移動しながら腕を前に放り出す(重心が後ろに行った分にバランスして腕が前に出る)
かかとに重心移動すると反った背中では立っていられません。そして・・
反った背中をやめるとバランスボールを抱えるような長い腕になります。
続いて・・
②アンナバン → ②’アラセゴンに向かうアンナバン
これは前回、アラセゴンのためのエクササイズでやってた内容です。
肘を止めて上腕を伸ばすと腕が肩甲骨から繋がる。
上図の・・肘を止めて上腕を伸ばすと腕が肩甲骨から繋がったところ
そこから腕を開いていくと・・
肩甲骨が締まって胸郭が前に押し出される=重心が前に移動する。
それが②’アラセゴンに向かうアンナバン → ③アラセゴンを過ぎてアンオに行く手前のアラセゴン
③アラセゴンを過ぎてアンオに行く手前のアラセゴンは、肩甲骨と繋がった腕をとにかく開ききった所です。
④アンオ
ここでは首の後ろを伸ばすのがポイントです。首の後ろの脱力辺りが参考になると思います。。。犬食いもこのことです。全身が繋がらなくなりますから、全身でポールドブラも無い。
④’片手アラセゴン
ここはちょっと遊んでます。右手アラセゴンにすると重心が右に偏る、それにバランスして頭頂部が左に倒れる、顔を付けてるんじゃなくて頭頂部でバランスしているだけ。
仮に頭頂部を左に倒さなかったら、右によろけるなら上手に脱力できています。
⑥アンバに腕を降ろしていくと引っかかって止まる
脇から下に体側の線が真っ直ぐに揃うと、体側線に降ろしてきた腕は引っ掛かったかのように止まります。仮に③のアラセゴンから腕を降ろしていっても止まりにくいです。
アンオできちんと胸郭が引き上がるから止まるんですね。脇の力というヤツです。
最後に一言。。
ポールドブラを1回入れると身体が引き上がります。
というのを①と⑦とを重ねた図でご覧いただいて今回は終わります。