バレエでアームスを肩で支えていると”肩が痛く”なって肘が下がる。。。
他に”首が短くなる”なんていうのもアームスを肩で支えている状態です。
ですから「首長く!」という注意は「アームスを脇で支えて!」という注意とほぼ同じ意味合い。「肩下げて!」も同様です。。
ここのところ”脇を強く!”をテーマにしていましたので、今回はその最終確認としての話になります。
”脇を強く”の話の中では、お腹の横を伸ばしてウェストのくびれを出しましょう!
そのためには肋骨を上げましょう!という結論の下に体操の話もしていました。
こうして”脇を強く=ウェストのくびれを出す” という意識が出て来ましたら、あとはその使い方です。簡単なので、ざっとこんな感じで確認していただければよいと思います。
①肩の力を抜いて腕組みした肘を遠くに送り出せば・・・
②ウェストが引き出されてお腹の横を使っている感じが出てきます。
同時に脇の下に空間が出来るのも感じらますね。
そうなるとこの姿勢で5分くらいは平気で立っていられるような状態。仮に肩で上げているとすぐに肩が痛くなるので、脇で支える感じとの違いはすぐに分かると思います。
(赤丸の辺りから肘に向かってシャツのしわが入ります-そのしわはウェストを経由します。。。なぞなぞクイズみたいですね(◞‸◟))
惜しいところでウェストが引き出せない方もいらっしゃいます(/・ω・)/モウチョットナノニ・・
③背中の一番下(赤丸白抜き)の辺りを引っ張っているので、
腕が腰と繋がってこない。
(つまり脇が使えていない状態。。シャツのしわの話で言えば、しわがウェストを経由しない状態)(◞‸◟)
そういう方にはそこからスクワットして頂きます。
④肘とお尻を遠ざけていくようなスクワット・・・(前腿で耐えないヤツです)
ここまでくると、ウェストが引き出されて脇の下にも空間ができる(腰からウェストを通るしっかりしたシャツのしわが出ます(◞‸◟)シワノハナシヲオワリマス。。)
これらの姿勢をとっている時、足裏にかかる体重はどこにありますか?内側に入っている筈です。これが内転筋群を使っている感覚。前腿が痛くならないのが目安です。
因みに腕組みでスタートしたのは、上半身を絞って内側に重心が入りやすくするためでした。
ここから内側にまとまっている重心を逃がさないように(足裏の重心が外に逃げないように)アンナバのポジションに立ってみられると”脇で支えた長い腕”になっていると思います。
このウェストが引き出されたような状態。。実はここに”身体の8の字の流れ”(上下半身の繋がり)が生まれるわけです。その流れを脇の下の空間が受けて、アームスを下から支えるような力になる。ウンチクを挙げるとこんな風ですが、体感でしか納得できない力の話ですから。。どうぞ、やってみて下さいませ(◞‸◟)シワシワ・・・