立位で前腿を伸ばすストレッチ(ダンスのためのストレッチ-3)を以前挙げておりました。その最後にアラベスクの練習にもお勧めしておりましたが、どうやらアチチュードの練習の方に向いてるようなので今回やってみたいと思います。。
アチチュードというのも注意点が多いですね。膝は落ちない。。正面から見て膝が身体からはみ出さない。。膝曲げても張りは切らさない。。挙句にアチチュードに合うストレッチは・・・・、筋トレについては・・・・・ときりがない。。。
美しいポーズというのが、足の角度が何度以上、その時の上半身の角度は何度くらい、頭の位置は何cm以上下がらないように、正面から見た時の爪先は・・・膝のはみ出し具合は・・・という風に決まるならそういう注意点やストレッチ、筋トレによるアプローチもあり得るでしょう(・へ・)アメリカジンミタイニネ
でも、美しいポーズというのは全身で入っているかどうかだと思うんです。。別の見方をすると全身に気が満ちているか?・・どうか?
今回はそんな気の集中を使った全身で入るアチチュード!を練習してみたいと思います。
①ダンスのためのストレッチ-3でやっていた重心移動による前腿ストレッチの初動ですが、次から変わります。
②左足を手で支えて内腿をちょっと後ろに送ります
③右手を遠く前に。。右手が前に出た分だけ左足は後ろに行きます、身体が勝手にバランスするからです。ということはなるべく手は前に出した方が足は後ろに行きます。
④右手をアンオにすると背中が絞れてアチチュードっぽい形になります。
⑤このままでは軸足6番で不安定なので、軸足は動かさずに股関節から上の上半身だけ左を向くと軸足5番のアチチュード。
全身で(連動して)入るので、その人なりのアチチュードの形になります。
前腿伸ばしとアチチュードの分かれ道になっているのが②です。
③④⑤はその延長上に流れで入れるので、アチチュードの練習なら②の姿勢で安定してより足を上げられるように研究されれば良いと思います。
その一端を示すために①②を重ねて見てみます。
②の姿勢は①に比べて下半身は内側へ+上半身は外側へ・・となっています。
これは左足が外に出るのにバランスしながら軸足に乗り込んでいる姿です。
ところで、②の図は軸足に乗り込めているでしょうか?
頭頂部からの線を軸足に向かって引いてみます。
・・すると・・小指側より外側にありますね、
本来は親指側に線が入るようにしないと軸足に乗り込めているとは言えません。
でも、なにもこんな風に((・へ・)アメリカジンミタイニ)線を引かなくても、立つ時に足裏の内側?外側?に体重が乗っているのを感じればいいだけなので難しい話ではございません。。
軸足に乗り込めてると左足は余計な力が抜けるので、関節周りが柔らかくなって足はもっと上がります。他にも、フロアーでストレッチの成果が上がってもアチチュードに反映されないというのもそういうことです。
軸足をしっかり感じること!の大切さを再認識しながら、今回は全身で入るアチチュードの練習でした<(_ _)>